質の良い睡眠をとらなければ、疲れはたまり続けます。
ネズミを使ったものですが、眠らずにいると一体どうなるかを実証した断眠実験が1980年代にアメリカの研究者によって行われました。
その実験によると、ネズミは一時的には普段よりえさを多く食べるようになったにもかかわらず、次第にやせ細り、最終的には10〜20日で死んでしまうそうです。
これは眠らなかったことが原因なのではなく、疲れを回復させる機会を奪われた結果だと考えられます。
無理やり起こしていることは拷問に近いので、人間で同様の実験は行われていませんが、過労死が証明するように、疲れが解消されないまま蓄積し続けると最悪の場合は死に至るといえるでしょう。
また、たとえ睡眠をとっていたとしても睡眠の質が悪く疲れを十分に解消できずにいると、体に様々な影響をもたらします。代表的なものは生活習慣病です。
がん、脳卒中、高血圧、糖尿病。これらはすべて、疲れが原因で引き起こされる可能性がある病気です。 その他にも、口内炎や歯槽膿漏などの口の病気、胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの消化器の病気、花粉症・じんましん・アレルギー性鼻炎の慢性化など、蓄積した疲れは、様々な病気のリスクを引き上げてしまいます。
したがって、我々は健康でいるために、たまった疲れを解消できる質の良い睡眠をとる必要があるのです。
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